<新刊・近刊>
今回は今年3月、4月に刊行された新刊・近刊をご紹介します。
私が学生だった頃に“若手研究者”として注目されていた先生方です。皆さんその道のリーダーになられていて、私からすると雲の上の大先生方。中身を紹介することはご容赦ください。
今回紹介するのは新刊・近刊なので、特に私が選択したわけでは全くないのですが、4冊のうち3冊は最近大学を退官された先生の著作であるということが面白い偶然です。これまで大変お忙しく過ごされてきた方々なので、これまでのお仕事を今まとめられているのだと思います。そういう意味では「まさに今読まなければならない本」ということになるのではないでしょうか。
この分野でこんなに新刊・近刊が集中するのは珍しいのでは。で、正直言うと私もまだ全部読み切れていません。
〇建築の修復に関する本
『建築修復学』後藤治著/共立出版/2019.4
〇都市やまちづくり関する本
『都市から学んだ10のこと』西村幸夫著/学芸出版社/2019.3
『ニッポンのまちのしくみ』福川裕一監修/淡交社/2019.3
〇都市史・建築史に関する本
『建築史への挑戦 住居から都市、そしてテリトーリオへ』
陣内秀信・高村雅彦編著/鹿島出版会/2019.4